佐野植物公園(さのしょくぶつこうえん)は、大分県大分市大字佐野にある植物園である。
概要
1991年(平成3年)4月にオープンした。8.6haの園内には、煉瓦造の観賞温室の他に、公園やぽかぽか池(足湯)などが整備されており、年中無休で利用できる。佐野清掃センターが隣接しており、清掃センターの余熱を温室内の暖房や足湯に利用している。
園内の観賞温室では、木立ち性ベゴニア、パキスタキス、ブーゲンビリア、ハイビスカス、プルメリア、カリアンドラ、ウナズキヒメフヨウ等が栽培されている。
園内には1972年(昭和47年)に廃止された大分交通別大線の500型ワンマン車506号車(1958年(昭和33年)製造)が静態保存されており、中に入ることも可能である。この電車は1996年(平成8年)まで大分市中心部の若草公園で保存・展示されていたが、同公園の改装に伴い本公園に移設された。2014年(平成26年)3月に外装が塗替えられている。
開園時間等
- 開園時間
- 6 – 9月:9:00 – 20:00(観賞温室及びぽかぽか池は17:00まで)
- 10 – 5月:9:00 – 17:00
- 休園日 – なし(ただし、毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と12月28日-1月3日は、観賞温室及びぽかぽか池は利用できない)
- 入園料 – 無料
交通
- 東九州自動車道大分宮河内インターチェンジから車で5分
- 日豊本線鶴崎駅、大在駅から車で15分
- 駐車台数 – 約270台