砺波チューリップ公園(となみチューリップこうえん、英: Tonami Tulip Park)は、富山県砺波市花園町にある都市公園(総合公園)である。
富山県の県花、砺波市の市花であるチューリップをテーマとして四季折々の花を楽しむことができる。毎年、春に「となみチューリップフェア」、冬に「KIRAKIRAミッション」が開催されている。
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概要
砺波チューリップ公園は、富山県農事試験場出町園芸分場(現在の富山県農林水産総合技術センター園芸研究所果樹研究センター)が由来とされる。第二次世界大戦後、1951年に連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指導により園芸分場の廃止案が上がった。同年、生産農家や研究者が分場の一般開放を考案し、GHQ関係者を招待。チューリップが咲く風景を見て廃止案を撤回した。これが現在の「となみチューリップフェア」の前身にもなっている。
1964年、砺波園芸分場(砺波市市制移行後に名称変更)の果樹部門が魚津市へ移転後にチューリップフェアの会場も現在のチューリップ公園へ会場を移し開園した。1976年に公園整備に着手し、1986年の第35回となみチューリップフェア開催時に現在の公園の整備が完了した。
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